前回エンジンを載せてタンクを載せたSR。
シート固定ステーをサクッと作成。
さて問題のジェネレータです。
SRは94年を境にしれっとジェネレータが変わっています。
初期型のジェネレータは突然断線して不動になるというかなり厄介な持病を抱えています。
修理の為には巻き直しか交換しかありません。
巻き直しは4万円弱、新品は廃盤、中古ジェネレータも高く2~4万円程度します。
そして修理した所でそのうちまた壊れるのです…。
という訳でせっかくなら対策済の新型ジェネレータにしたい…所なんですが、フライホイールのキー溝の場所が変更されており点火時期が合わず、更にピックアップコイルの場所の変更に伴い腰下のケースの形状が違う、その他諸々の理由によりポン付け不可能です。
ヤマハって本当よく分からん仕様変更が多い…。フレーム使い回したりする癖に細かい所を無駄に大掛かりに改修するきらいがあるように感じます。
というわけで今回は2H6初期フレーム・ハーネスに3HTエンジンを丸々移植しました。
結局これが一番楽だと思います。ジェネレーターがプレミアで高すぎてアホくさいですし…。少しプラスで中古エンジンが買えてしまいます。
ジェネレータ(エンジン)の交換に伴いイグナイターも交換が必要になります。
初期型は角形カプラが2つのタイプ。これを楕円カプラのタイプに交換します。
レギュレータは初期型のままで大丈夫そうです。
ジェネレータ側はポン付けですが車体ハーネス側は配線加工が必要です。
橙・黒・黒白は同色接続
青黄・青黒を短絡
青はアースへ接地→黒へ接続
水色は接続不要
以上でニュートラルランプ含め正常に動きます。
94年以降に追加されているサイドスタンド・ニュートラルスイッチは殺してある状態になります。
これで概ね完成。安心して乗れるようになりました。
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