ミニトレお預かり。
この状態で購入されたそうです。気合い入っていますね。
このカウルを取り付けたいとの事です。
という訳でカウルステーを作成していきます。
とりあえずシミュレーション。
鼻部の固定から作っていきます。
旋盤でカラーを削り溶接。ヘリサートを打ち込んであります。
続いてタコメーターステーの制作。
まずは炙って手曲げ。アルミは言う事聞いてくれてサクッと曲がって楽ですネ。
3Dプリンタでプレートを出力して完成。便利なものです。
手曲げ、実際そんなに難しいことは無いんですが同じ物を2つ作るのは難しいです。
要は寸法を出すのが難しい。練習ですね。
こんな感じでフロントカウルステー完成。
サイド部はフラットバーでエンジンマウント共締めにしました。
クイックファスナー仕様です。
ポジションがしっくり来ないのと、カウルに鬼干渉するのでステッププレートを切り直してステップ位置を下げて高さも上げました。バクステにするなら思い切った位置にしたほうが逆に身体も楽です。
シフトロッド延長。
先日導入した夢の卓上旋盤、本当に便利。大分慣れました。
完成。
カッコよくなりましたね。ありがとうございました。
納車ドライブ。
出雲で見かけた不思議な雲。
『イザナギは亡くなった最愛の妻イザナミに逢いたくて跡を追い、死者の国である黄泉に行った。イザナギが妻を呼ぶと、「わたしも帰りたいと思います。黄泉の国の神に相談しますので、その間は決してわたしの姿を見ないでください」と言って、消えてしまった。
イザナギは待てども返事がないので、しびれを切らして辺りを見てしまった。そこには体にウジ虫がわき、ふた目と見られぬ妻の姿があった。
「あなたは、わたしに恥をかかせましたね」と怒ったイザナミ。
恐ろしくなって逃げるイザナギをイザナミが追いかけてきた。そこで、イザナギは黄泉比良坂にあった大きな岩で道をふさいでしまった。』 - 古事記・黄泉比良坂伝説
このストーリーの舞台がココ、松江市・黄泉比良坂(よもつひらさか)です。
生者の住む現世と、死者の住む黄泉の国との境目にあるとされる坂。
怒ったイザナミはイザナキを責め「国の民を一日千人殺す」と言い、対してイザナキは「それでは一日千五百の産屋を建てよう」と言って対抗したそうです。二神はこうして離別。
生と死とはどういう事であるのか。
古事記、聖書・創世記、ギリシャ神話、sammasworksの由来であるフィンランド神話。
学ぶ所は多いですね。
こちらも古事記・日本書紀に「言屋社(いふやのやしろ)」として登場する歴史ある神社・揖夜神社。
黄泉比良坂のすぐそばで、名前の由来は「闇に敬礼する神社」
「目のお薬師様」として知られる一畑薬師。
今日は美しい満月でした。