結論から言うとスペック通りの最高130Aで問題なくTIG溶接可能でした。
詳しくは以下をどうぞ。
前回顔面を切開したサンバー。
順番が前後しますが、当然この後溶接で塞ぐ事になります。
しかし車庫では場所の都合上200Vが使えない…ので変換コードを作り100Vで中華TIGを動かしてみます。
という訳でまずその準備をしていきます。
スペック上は130Aまで使えるようです。それだけ出せたら自動車用途ならプロでもあまり困らなそうですね。
100Vを通すには相当大げさな変換コードが完成。
延長コードで車庫まで100Vを引くというまぁ最悪の条件です。
100V溶接(手棒・ノンガス半自動)にいいイメージは皆無なのですが、果たしてTIGではどうか…
溶接機:SUPER 250PL AC/DC(中華TIG複合機)
電源:AC100V・20Aブレーカ →5m延長コード→変換コード→溶接機
とりあえずアルミ行ってみました。t3、125A。
何ら問題なく溶接可能です。電流も体感ですが特に狂ったり弱かったりはなさそうです。
屋外溶接なのでガスレンズに変更。ついでに1.6mmタングステンに。
30~40A。特に問題無く溶接可能です。試しに鉄くずに100V時最高の130A出してみましたが、特に問題はなくブレーカー(20A)も落ちませんでした。
結果100V電源・20Aブレーカーで何ら問題なく130Aまで使用可能です。
3~4mm厚程度が目安でしょうか?アルミの隅肉なんかだともう少し欲しいけど、まぁ自動車用途では必要にして十分だと思います。開先予熱次第で厚物もいけると思う。
以後板金の続き。
耳掴みを自作。
シワを矯正しながら耳を掴んで引っ張り出していきます。
要所要所切開。力を逃がします。
歯が折れたコブラから板金つかみを錬成。まだまだ働いてもらいます。
Lライト上の切り欠きを溶接して塞ぎ、歪んだメンバーを直してどついてLライトを外に。
これで寸法が出たのであとはパッチのように継ぎながら形出し。ゴールが見えてきましたね。
コメント