
マニュアル・ターボ・2ドア・4WDの最強ミラジーノです。
貨物に構造変更します。
エンジンマウント・クラッチ交換・オイル漏れ修理のためエンジンを下ろします。

フロントメンバーごと下に下ろすのが定番ですが、今回は普通にエンジンを吊って下ろしてみます。


難なく下ろせました。

エンジンスタンドに固定し、状態確認。
オイルエレメントのブラケット裏から漏れています。
EFエンジン定番。

タペットカバーからも漏れています。

リアクランクシールからも。


状態確認後はひたすら洗います。
こういう重整備は大体掃除が仕事です。


タイベル交換します。



カムプーリー 98Nm
クランクプーリー シールボルト・98Nm
タイベルテンショナとW/Pの距離 6mm(張りがキツい気がするので少し緩めにしました)

タペットも良好です。
EFエンジン タペットクリアランス
吸気 0.13mm 限度 0.23mm
排気 0.2mm 限度 0.3mm


プラグ・コイル・パッキン交換。



オイルエレメントブラケットのOリング交換。



シリンダー・遮熱板を塗装。

リアクランクシールを交換します。


機械加工屋に加工して頂いた軽量フラホを組みます。

クラッチを組みました。

オイルパンも外し清掃、ガスケットを塗り直し取り付けました。



これでエンジンは完成です。ピカピカになりました。


続いてミッション。
ひたすら洗います。

クラッチレリーズ周りを組み付けます。

シフトシャフトにガタあり、そのせいでシフトレバーがガタガタ。
滴下レベルのオイル漏れもあり修理が必要です。

ミッションをバラさないと交換不可。
お尻側からバラしていきます。写真で見えているのが5速。

ケース開けました。
左下がシフター。ここを分解していきます。


機構を取り去り、この固定ボルトを取ればシフトシャフトが抜けます。


プラのブッシュ部や、スパイダーのシャフト部にガタが出てしまうようです。

オイルシールを交換。

ミッドシールも交換。


カバーを塗装し、組み付けて完成。
これで搭載準備完了です。次回載せます。