11万km走行のKFエンジンのS331V・ハイゼットカーゴ。
一発死んでてとにかく遅い。
二番が被ってます。
あゝ哀しき哉….1・3番は圧縮11キロ、2番は3キロ。
オーバーホール確定です。
かなり整備性良くてビックリ。ストレスが全くありません。
オイルパンにエンジンマウントがくっついているので、エンジンをジャッキアップしておく必要があります。
ヘッドボルトが8mmの12角です。
トヨタとかともまた違うサイズらしく、ストレートとかの安いのが無くてKTC。
2,000円ちょいです…。
まぁまたダイハツのエンジンオーバーホールを行う機会は来るでしょう。
今回のハイゼットのO/H中に知り合った友人が「タントのエンジンオイルが2~3,000kmで無くなってしまって困っている」と言っていた始末です()
ダイハツはエンジンが壊れて、スズキはエアコンが壊れるとはよく言ったものです。うちの周りの車両は皆そんな感じ…。
コンロッドキャップは8mmの12角です。
オイルリング周りにカスが詰まって、オイル食いするのが持病です。
オイル食いはあまりない車体でしたが、カスは凄く完全に固着していました。オイルリング裏のオイル穴もガッチガチに詰まってました。時間の問題だったでしょうね。
2番の圧縮3キロの原因はバルブ欠け。燃焼室に少し破片の跡が見えます。
欠けている箇所のバルブを交換し、あとは擦り合わせます。
タペット調整はリフタ一体型のシム式。
IN 0.17mm EX 0.30mm
ピストンリングを組み付け。
コンロッドキャップ組付け。
前期 9.8Nm±2.5で締結後に90°±10
後期 14.5Nm±2.5で締結後に90°±10
M6でなかなかに痺れるトルクのガッツリ90度の角度締めです。
ここの緩みも持病だとか…?今回は後期トルクで締めました。
ヘッド締め付け。37Nm±2.2で締結後に180°±10
カム組付。12.5Nm
タイミングチェーン組付。
タイミングチェーンカバー組付。
M10ボルト2本とM8ボルト14本、ウォーターポンプ共締めで止まっています。
M10の2本から締付けを開始するよう締め付け順番が決まっています。守らないと面が出ずオイルが漏れるらしいデス。
オイルパンを組みかなりエンジンの形になりました。
クランクプーリー 140Nm
エンジンマウント戻しに地味に苦労…。
あとは色々戻して終了。
他にもチェックランプ点灯でO2センサー交換、ヘッドライト磨きなどいろいろ。
最近ダイモがお気に入り。
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