10万km アトレーS220G EF ターボ
動画の通りの激しいタペット音です。
加速不良・アイドル不調も見られます。
とりあえず異音から。バラしていきましょう。

タイベルも交換します。



タイベル外します。

クランク側はコレでいけました。

オルタベルト、クーラーベルト等外します。

インジェクタもついでに軽く綺麗に。

ターボのとこの遮熱板をシバかないとタペットカバーが外れません。

という訳で外れました。

排気側の3番です。左側と右側のバルブリフタの出っ張り具合が違うのが分かりますか?
左側は適正クリアランスの0.25mmでしたが、右側はクリアランスが広すぎて計測不能でした。
多分1.5mmくらいあると思う…。


カムを外します。ハイメカツインカムです。

走行10万キロ程度でオイル管理もそこまで悪くないように見受けられますが、バルブリフタが減ってしまっています。

新品交換。

カムを戻します。シムは元の物を使いましたがキッチリ0.25mmの適正クリアランスになりました。

ターボなのでVVTはありませんが、メクラからようオイルが漏れるのでOリングは変えておきます。

あとは逆順です。組む時も当然干渉します。
タペットカバーのパッキンがズレないように注意しつつ何とか入れます。

あとはタイベルを戻し、組み上げて完成です。
異音は収まりました。
続いて加速不良修理。
症状は一発死亡でアイドル不調。
全体的に燃調ズレ感。冷間時はマシで、暖まると調子悪くなる。
ECUリセットで調子良くなるが、学習後は調子が悪くなる。


エンジンチェックランプ点灯、エラーコードは「P0101・エアフロ異常」…とはいえOBD2以前のクルマですし自己診断がどれだけ信用できるかも怪しく、症状的に何となくしっくり来ない…。

とりあえず一発死んでるので、まずはI/Gコイルを交換。
これでアイドル不調とバラツキは改善されましたが、加速不良は改善せず。


冷間時は調子がマシで暖まると悪くなる事からO2を疑い交換。
これで調子よく走るようになりました。
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